「【笠松志古羅ん(しこらん)】

    笠松湊で和菓子屋「太田屋半右衛門」が創業したのが1562(永禄5)年のこと。創業440年を超える「太田屋半右衛門」は、東海一の老舗といえる。 「太田屋半右衛門」の代表銘菓「笠松しこらん」は「秀吉が京に上る際、木曽川の畔で家伝の御菓子を献上したところ、秀吉公から『かたちは兜の錣 (しころ=兜の鉢の左右、後方に付けて垂らし首から襟の部分を守る武具)に似て、香りは蘭の如し』と、『しこらん』という名を頂戴いたしました」 (当主の話)という歴史ある菓子。笠松が天領だった江戸時代には、代官を通じ将軍家にも献上されていた。京に上る際というのがいつのことだが定か ではないらしいが、1568(永禄11)年の信長上洛の際とすれば(その後、秀吉は明智光秀とともに京の政務を任される)、一豊もその場に立ち会ったこととなる。
平成22年、太田屋半右衛門の代表者死去により後継者不在となった。残された親族と笠松菓子組合が歴史ある菓子を後世まで残したい思いより菓子組合が継承することとなる。 親族より製造工程を学び何度かの試作作りの上、ようやく商品として販売が出来ることとなりました。